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先住民と国民国家 中央アメリカのグロ-バルヒストリ- (国際社会と現代史) [ 小澤卓也 ]

Item Number 16

中央アメリカのグローバルヒストリー 国際社会と現代史 小澤卓也 有志舎センジュウミン ト コクミン コッカ オザワ,タクヤ 発行年月:2007年03月15日 予約締切日:2007年03月08日 ページ数:223, サイズ:単行本 ISBN:9784903426075 小澤卓也(オザワタクヤ) 1966年東京生まれ。

立命館大学大学院文学研究科西洋史学専修博士課程修了(文学博士)。

専門はラテンアメリカ近現代史(とくに中央アメリカ近現代史)。

現在、京都産業大学、神戸女学院大学、立命館大学、龍谷大学、各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 問い直される国民国家ー中米からラテンアメリカ、そして世界へ/1 上からの国民形成と先住民ー19世紀後半から20世紀前半(国民化しない先住民/ヨーロッパ的国民国家をめざして/深まる民族対立、迷走する国民化政策/恒常化する国家暴力)/2 下からの反米ナショナリズムと先住民ー20世紀前半から後半(「国民革命」神話のかげで/アメリカの侵略と反米主義/反米主義からナショナリズムへ/「国民革命」と抵抗する先住民/下からの運動の下で)/3 先住民がつくる国民ー20世紀後半から現在(国民的主体としての先住民/押しつけられた「混血国民」意識/社会的弱者のための国民国家を求めて/サパティスタ運動の現場から/「敗者」は勝利をもたらすか?) 多くの先住民「インディオ」にとって、国民国家とは欧米の価値観や文化を強制する想像上の共同体にすぎなかった。

しかしいま、中米では新たな挑戦が始まっている。

先住民は国民国家そのものを拒絶するのではなく、むしろみずからその内部へと進入し、その本質を多文化主義的で共生可能なものへと変容させ始めたのである。

中米の先住民が歩んできた過酷な歴史をたどりながら、グローバリゼーションの時代を生きる彼/彼女らが私たちに問いかける新しい国家のかたちと、その変革の道について考える。

本 人文・思想・社会 歴史 世界史

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Shop Name ショップ 楽天ブックス
Price 商品価格 2,640円(税込み)

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